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一年に一度のロマンスです♪・・・パート8

続いては、弘前ねぷたについてです。

●弘前ねぷたについて

弘前ねぷた(ひろさきねぷた)は、青森県弘前市で開催される弘前四大まつりのひとつである夏祭り。

大勢の市民が「ヤーヤドー」の掛け声とともに、武者人形や武者絵が描かれた山車を引いて市内を練り歩く。 扇ねぷた(扇型)と組ねぷた(人形型)をあわせると約80台ものねぷたが運行される。

昭和55年(1980年)には国の重要無形民俗文化財に指定された。

●起源・歴史

ねぷたまつりの由来はさまざまあるが、

・(伝説)平安時代の初期、征夷大将軍・坂上田村麻呂が、敵をおびき出すために大きな人形を作った。
・(伝承)文禄2年(1593年)7月に藩祖為信が京都滞在中に盂蘭盆会で二間四方の大燈籠を出した。
・(定説)江戸時代元禄期の後半からの「七夕祭りの松明流し・精霊流し・眠り流し」や「盆灯籠」などが融合変化し、現在の華麗なねぷた発展してきた。
語源は、「眠り流し」→「ねむた流し」→「ねむた」→「ねぷた(ねぶた)」と転訛。(表記は佞武多、禰ふたと様々ある) 「眠り流し」は日本各地で行われている。農作業の激しい夏期に襲ってくる睡魔を追い払うための行事として、厄災・邪悪を水に流して村の外に送り出す行事のひとつ。

士族の子供らが作り練り歩くねぷたでは、他の町会と出くわすと相手のねぷたに石を投げつけるなど喧嘩したため、何度も「ねぷた禁止令」が出されたことがある。これを「けんかねぷた」という。 (その名残が「石打無用」という言葉になってねぷたの肩部分などに記されているものもある)

●開催状況

・例年8月1日から7日にかけて行われる。最終日7日(午前運行)のことを「なぬか日」と呼ぶ。
・企業主催のねぷたは少なく、町会・集落単位でのねぷたが多かったが、近年は任意に仲間たちが集まって参加しているグループねぷたが増加傾向にある。それゆえここ10年で10数団体増えており、2008年は81団体の参加となった。

弘前市の友好姉妹都市である、群馬県太田市(旧・新田郡尾島町、8月14,15日)と北海道斜里郡斜里町(7月中下旬)でもねぷた運行がされており、弘前ねぷたまつりに特別参加する年もある。

・期間中、1日平均約50団体が参加するが、土・日などの開催日には参加団体が多い場合がある。平成18年(2006年)の場合、木曜日の8月3日に59団体、土曜日の5日には62団体と集中したため、両日は出発時間を30分早い、午後6時半からとした。また、平成20年(2008年)には、日曜日の8月3日に63団体、駅前運行初日の5日には61団体が参加している

●参加団体数と人出(まつり本部集計)

開催年 参加団体数 人出
1965年(昭和40年) 87団体 
1966年(昭和41年) 35団体 
1967年(昭和42年) 44団体 
1968年(昭和43年) 76団体 
1969年(昭和44年) 43団体 
1970年(昭和45年) 47団体 
1971年(昭和46年) 67団体 
1972年(昭和47年) 61団体 
1973年(昭和48年) 40団体 
1974年(昭和49年) 37団体 
1975年(昭和50年) 51団体 
1976年(昭和51年) 59団体 
1977年(昭和52年) 67団体 
1978年(昭和53年) 67団体 
1979年(昭和54年) 67団体 
1980年(昭和55年) 61団体 
1981年(昭和56年) 64団体 
1982年(昭和57年) 58団体 
1983年(昭和58年) 64団体 
1984年(昭和59年) 63団体 
1985年(昭和60年) 64団体 
1986年(昭和61年) 60団体 
1987年(昭和62年) 60団体 
1988年(昭和63年) 61団体 
1989年(平成元年) 67団体 
1990年(平成2年) 64団体 
1991年(平成3年) 61団体 
1992年(平成4年) 59団体 
1993年(平成5年) 62団体 
1994年(平成6年) 63団体 
1995年(平成7年) 65団体 
1996年(平成8年) 68団体 
1997年(平成9年) 65団体 
1998年(平成10年) 64団体 
1999年(平成11年) 67団体 
2000年(平成12年) 66団体 
2001年(平成13年) 68団体(大型扇:52団体、大型組:6団体、小型扇:9団体、担ぎ:1団体) 136万人
2002年(平成14年) 68団体(大型扇:50団体、大型組:7団体、小型扇:9団体、担ぎ:2団体) 148万人
2003年(平成15年) 69団体(大型扇:51団体、大型組:7団体、小型扇:10団体、担ぎ:1団体) 173万人
2004年(平成16年) 75団体(大型扇:51団体、大型組:7団体、小型扇:15団体、担ぎ:2団体) 161万人
2005年(平成17年) 74団体(大型扇:53団体、大型組:7団体、小型扇:13団体、担ぎ:1団体) 144万人
2006年(平成18年) 75団体(大型扇:56団体、大型組:6団体、小型扇:12団体、担ぎ:1団体) 166万人
2007年(平成19年) 78団体(大型扇:58団体、大型組:7団体、小型扇:12団体、担ぎ:1団体) 168万人
2008年(平成20年) 81団体(大型扇:59団体、大型組:6団体、小型扇:15団体、担ぎ:1団体) 169万人

●運行コース

・8月1日~4日 土手町コース(午後7時運行開始)
・8月5日~6日 駅前コース (午後7時運行開始)
・8月7日    土手町コース(午前10時運行開始)

●ねぷたに使われる題材・構造

・表面の鏡絵や人形の部分では、三国志、水滸伝、津軽為信などがあるが、世相を風刺したものも登場する。裏面中央の見送り絵には虞美人のような女性、左右には袖絵が描かれる。表面と裏面の絵をつなぐ真横の部分は肩と呼ばれ、町内会・団体名などが書かれる。鏡絵や人形の下にある三角形(台形)の開きと呼ばれる部分はねぷたを支える受け皿の役割をしており、弘前藩の家紋である牡丹の花が描かれる。開きの下にある(四角形)の額の正面には天の川を意味する「雲漢」と書かれる。左面・右面・後面には武将の絵が描かれ、左・右面の絵の武将の眼は進行方向を向いている。使用される紙は「ねぷた和紙」等のロール状の紙が用いられる。

●弘前ねぷたの運行

1団体につき、先頭に町内会名や団体名を記した前灯籠・町印、その次に大型ねぷたの前座である前ねぷた(角灯籠や小型ねぷた)、ねぷた本体につないだ綱を引く曳き手、そして大型ねぷた(扇や組)、太鼓・笛などの囃子方という順番で運行されるのが一般的である。 ねぷた囃子は、進行・休み・戻りの3種類がある。掛け声は、進行がヤーヤドー、戻りがねーぷたーのもんどりこ、ヤーレヤレヤーレヤー。 変わったものとしては、津軽じょっぱり太鼓とよばれる1車線半ほどの幅を持つ太鼓を運行している。 弘前ねぷたと同様のまつりで比較的大きなものとしては黒石ねぷたが、7月30日から行われている。

また、弘前高校のように文化祭(弘高祭)時に各ホームルーム単位で弘前市内を運行する弘高ねぷたや保育園・幼稚園、小・中学校の行事で園内・校内を運行するなど学校単位で運行する場合もある。

また現在では会員の高齢化や後継者不足、財政不況、少子化による参加者不足等の理由であまり見られなくなったが、集落内で組織をつくりその集落を運行するねぷた(『村ねぷた』と呼ばれる)など、集落の祭りとして価値も高い。 現在もごく僅かではあるが、合同運行には参加せず近隣集落や町内を回る『村ねぷた』は存在し、20年以上続いている団体もある。

友好姉妹都市との交流で運行していたものが、地域の祭りとして変化したものもあり、太田市尾島地区(旧・尾島町)では、尾島ねぷたとして当地で運行されており、毎年8月14日・15日に開催され、弘前市も参加している。また、斜里町では、しれとこ斜里ねぷたとして毎年7月21・22日に開催され、大小約15台の扇ねぷたが町内約2.5kmを運行している。

●青森ねぶたとの違い

・弘前のねぷたが「neputa」であるのに対し、青森のねぶたは、「nebuta」と発音が違うが、これは昭和55年(1980年)の国の重要無形民俗文化財に指定されてから。

・弘前ねぷたは1日開始なのに対し、青森ねぶたは2日開始であるのは、弘前は「出陣」で、青森は「凱旋」であるためで、順序は青森が弘前の後になる、と言われている。(この、弘前は出陣、青森は凱旋というのは近代になってからの祭りのイメージであって、祭りとはまったく関係無い)

・形状としては、弘前は扇型が主体で、青森は人形の灯籠となるが、弘前のねぷたでも人形(組ねぷた)のものが相当数の割合で見られる。また、弘前の組ねぷたの場合、見送り絵と開きの部分がある。かつては弘前も組ねぷたが多かった。

・運行区間が城下町特有の道路の狭さゆえに、おおむね、幅は1車線分か2車線分しか取れない。また、電線に引っかからないように、扇ねぷたでは、扇の最も高い部分である、ためと呼ばれる部分を外側に折り曲げたり、扇部分を上下に可動するようにして運行出来るようにしている。さしまたと呼ばれる電線を持ち上げる道具も使用される。

●弘前四大まつり

・弘前さくらまつり(4月下旬~5月上旬)
・弘前ねぷたまつり(8月1日~7日)
・弘前城菊と紅葉まつり(10月中旬~11月上旬)
・弘前城雪燈籠まつり(2月中旬)

●関連事項

・ねぶた
・尾島ねぷた(太田市、(旧:新田郡尾島町))
・しれとこ斜里ねぷた(斜里郡斜里町)
・黒石ねぷた(黒石市)
・青森ねぶた(青森市)
・五所川原立佞武多(五所川原市)
・大湊ネブタ(むつ市)
・ローソクもらい

こちらのねぷたについて詳しいことは、こちらで見ることができます。

http://www.hirosaki.co.jp/

参考までです。ご了承ください。

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