一年に一度のロマンスです♪・・・パート2
続きです。
「七夕伝説」は、中国周代(前1050頃-前256)に書かれた同国最古『詩経(しきょう)』に初出する古い伝説です。二つの星が、天の川を隔てて東岸と西岸に対峙していることから物語が連想され、民間伝承として作りあげたとされています。
その話とは、こうです。
「天の川の東岸に暮らす天帝(古代中国における天地・万物を支配する神)の娘・織女は、毎日ひとりで機織りに励んでいました。天帝はそんな娘を不憫に思って、天の川の西岸に住む牽牛という牛飼いの若者と結婚させました。しかし二人は仲が良すぎて仕事を怠けるようになります。怒った天帝は、二人を再び天の川の両岸に引き離し、年に一度、7月7日の夜だけ、川に鵲(カササギ)の橋をを架けさせ、逢うことを許しました。」
この伝説は、奈良時代に日本に伝えられたとされていて、『万葉集』には、七夕を主題にした句が132首残されています。中でも、遣唐使として唐に渡って、中国から「七夕伝説」を持ち帰った一人とされる山上憶良(やまのうえのおくら)は、もっとも多く七夕の歌を詠みました。
「牽牛(ひこぼし)」の 嬬(つま)迎え船 漕ぎ出(づ)らし 天の川原に 霧の立てるは」(牽牛が妻を迎えに船を漕ぎ出したらしい。天の川沿いに霧が立っているのはそのせいか」
愛し合いながらも、一年にたった一度しか会えない二人―。この哀れにも美しい恋物語は、日本でも共感を呼んで、古来、愛され続けてきたのでしょう・・・。
今では、日本人の誰もが知っている「七夕伝説」ですね・・・。
七夕の伝説はなんともロマンチックです。それでは、続いては、このお話にも出てきます、「天の川」。天の川について、こんなお話がございます続いては、この「天の川」について、書いていきたいと思います。
●天の川について
天の川(あまのがわ、あまのかわ)は、夜空を横切るように存在する雲状の光の帯である。銀河。
●概要
『万葉集』では、大伴家持の歌に、天漢(あまのがわ)とも記されている。この光の帯は天球を一周しており、恒星とともに日周運動を行っている。天の川の実体は膨大な数の恒星の集団である。我々の地球を含む太陽系は「天の川銀河」と呼ばれる銀河の一員であり、我々はこの銀河を内側から見ているために天の川が天球上の帯として見える。天の川銀河の中心は射手座の方向にある。
「銀河」は本来天の川を指す言葉であるが、現在では一般的な天体としての銀河(galaxy)全般を表す言葉として使われている。天体としての天の川銀河を特に「銀河系」とも呼ぶ。英語の Milky Way (ミルキーウェイ)は文脈によって「天の川」と「銀河系」の両方を指す。
日本では、夏と冬に天の川が南北に頭の上を越える位置に来る。これをまたいで夏には夏の大三角が、冬には冬の大三角が見える。他の星も天の川の周辺に多いので、夏と冬の夜空はにぎやかで、これに対して春と秋の夜空には目立つ星座が少ない。
なお、天の川のあちこちに中州のように暗い部分があるのは、星がないのではなく、暗黒星雲があって、その向こうの星を隠しているためである。
●神話
ギリシャ神話での天の川のエピソードを説明する。ゼウスは、自分とアルクメネの子のヘラクレスを不死身にするために、女神ヘラの母乳をヘラクレスに飲ませようとしていた。しかし、嫉妬深いヘラはヘラクレスを憎んでいたため母乳を飲ませようとはしなかった。一計を案じたゼウスはヘラに眠り薬を飲ませ、ヘラが眠っているあいだにヘラクレスに母乳を飲ませた。この時、ヘラが目覚め、ヘラクレスが自分の乳を飲んでいることに驚き、払いのけた際にヘラの母乳が流れ出した。これが天の川になったとされる。英語での名称 Milky Way はこの神話にちなむ。
中国・日本など東アジア地域に伝わる七夕伝説では、織女星(こと座のベガ)と牽牛星(わし座のアルタイル)を隔てて会えなくしている川が天の川である。二人は互いに恋しあっていたが、天帝に見咎められ、年に一度、七月七日の日のみ、天の川を渡って会うことになった。詳細は七夕の項目を参照のこと。
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