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一年に一度のロマンスです♪・・・パート6

先ほどは、旧暦について書きました。今度は、平安時代の歌人、在原業平は七夕について歌を残しています。

在原 業平(ありわら の なりひら、天長2年(825年) - 元慶4年5月28日(880年7月9日))は、平安時代初期の貴族。従四位上・蔵人頭・右中将。歌人であり、六歌仙、三十六歌仙のひとり。また『伊勢物語』の主人公とみなされています。

それでは、続いては在原業平と七夕について書いていきたいと思います。

★在原業平と七夕について

七夕に水を使う風習は日本固有のものですが、それはお盆の前に清める機織女儀礼に由来します。現在も各地で七夕船や七夕竹を作って川に流したり、水浴びをしたり、牛や馬を川に洗うといった水に関わる慣習が、農村を中心に数多く残されています。
また、青森市の「ねぶた」。弘前市の「ねぷた」、秋田市の「竿灯(かんとう)」は、名前から想像しにくいですが、実は、これらもすべて日本古来の七夕祭り、つまり、機織女儀礼に起源を持ちます。「ねぶた」「ねぷた」とは、「眠り流し」を語源として、祓のために、形代(かたしろ)(紙で作った人形(ひとがた)を川に流す神送り行事が厳しい農作業の妨げとなる夏の眠気を追い払う行事として発展したものです。こうした「眠り流し」の行事は、富山県をはじめ全国各地でも見られます。

一方、町全体が七夕伝説で彩られた場所もあります。こちらは「機織」ではなく、ロマンチックな星伝説の方です。それぞれが、大阪府枚方市(ひらかたし)から交野市(かたのし)にかけて広がる交野が原を流れる、その名も「天野川」(あまのがわ)です。この川は、生駒山地田原を源流に北へ流れ、淀川に注ぎます。上流にあった風化花崗岩(かこうがん)が流れたため、かつての川原は白砂で白く覆われていました。それが銀河系の「天の川」」を彷彿とさせ、この名がつけられたといいます。また、この川には仙女が水浴びに降りてきたという伝説があって、天上の神が地上を訪れる際の道になった川とされています。そのためか、桓武天皇(かんむてんのう)など多くの宮廷人が訪れ、美しい七夕伝説のイメージをこの地に見出したとされています。

『伊勢物語』によると、平安時代の歌人・在原業平(ありわらのなりひら)も、狩りでこの地を訪れた際、七夕伝説の機織女(織女)と天野川にちなみ「狩暮らし 棚機津女に宿からむ 天の河原に われは来にけり」(狩りをして日が暮れてしまったので、今夜は織姫_(おりひめ)の家に泊まろう。天の川辺に来てしまったのだから」という歌を残しています。
天野川に架かる橋には、「鵲(かささぎ)橋」「天津(あまづ)橋」「逢瀬(おうせ)橋」と呼ばれるものがあって、周辺には、星田妙見宮(ほしだみょうけんぐう)や機物神社(はたものじんじゃ)など、七夕がらみの名所も点在します。天空を見上げて七夕伝説に想いを馳せのもいいですが、伝説の息づく場所も訪れてみるのも一興かもしれませんね・・・。

江戸時代後期から真夏の病魔や邪気を祓うねぶり流し行事として行われてきた秋田市の「秋田竿灯祭り」。国の重要無形民俗文化財で、長い竿を十文字に構え、それに灯火をつけて町を練り歩く。2009年度は8月3日~6日に行われます。

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